健康オタクが初めてのすたみな太郎で感じたアレコレ。
こんにちは、すいすいです。
お腹いっぱい食べて、生き物としては幸せ〜!な状況にあるはずの今、少々モヤっとした気持ちで記事を書いています。
このモヤモヤの原因は何なのか、気持ちの整理もかねて、自分なりにまとめてみましたので、我こそは健康オタクという方は是非読み進めてください。
初めてのすたみな太郎
私すいすい、今日生まれて初めですたみな太郎に行ってきたのです。
すたみな太郎、ご存知ですか?低価格で焼肉も お寿司もデザートも楽しめる、ファミリーや学生にら大人気の食べ放題のレストランです。
外食にはあまり頼らない我が家ですが、夫も私も仕事が休みで何も予定がなく「久しぶりにお腹いっぱい焼肉でも食べたいな」という夫の一言で
- 安くて
- お腹いっぱいになれて
- ランチ営業をしていて
- 子連れでも安心で
- 家からバスで10分
という条件を満たしたのがすたみな太郎だったので、デビューするに至りました。
- 料金は?
平日ランチ(90分)
大人 1.124円(税込1.214円)
小学生 800円(税込864円)
平日ランチ(120分)
大人 1.274円(税込1.376円)
小学生 900円(税込972円)
ちなみに3歳〜小学生未満のお子様は90分でも120分でも334円(税込361円)だそうです。
そして3歳未満は無料!よく食べる1歳児がいる我が家はこの点大助かりです。
- 内容は?
焼肉は16種類。
肉の部位というより、キムチ味やわさび味など、味付けのバラエティが豊富でした。その他イカや焼き野菜もあり。
お寿司は10種類。
マグロや茹でエビの他、たまごや納豆巻き、カニカマといったお子様受けしそうなネタが多かったです。
ホットスナック
焼きそばやたこ焼き、とりの唐揚げ、ポテトフライから筑前煮まで!お子様受けはもちろん、お酒のつまみにもなりそうなラインナップ。
サラダ
10種類以上あったと思います(曖昧)。葉物野菜からコーンに茹でオクラ、定番のポテトサラダとマカロニサラダもありました。ドレッシングは5種類。
主食
白いご飯に五目ご飯、お味噌汁、カレー、スープは2種類。うどんとラーメンは、冷凍された麺を自分で湯がき、具も好みでトッピングするスタイル!小学生の集団がとても楽しそうに作っていました。
デザート
自分ですくうアイスが数種類、ソフトクリーム、小さめなケーキやシュークリーム、プリンにゼリーに杏仁豆腐、ザラメを入れてスイッチオンするとふわふわと出てくる巨大わたあめ器も置いてありました。白玉やあんこなどの和菓子もあり、好きなものを組み合わせて自分だけのパフェが作れるそうです。
ドリンク
こちらは標準の食べ放題には含まれません。231円(税込250円)でソフトドリンク飲み放題が付けられますが、ネットで探せばお得なクーポンが簡単に見つかるので探してからお店に向かうのが吉。こちらも別料金ですが、アルコールの取り扱いもありました。
食いしん坊歓喜の空間
と、初めてのすたみな太郎は、食べることが大好きな私にはワクワクせざるを得ない空間でした。
我が家の1歳児にはお子様用のイスをささっと用意して下さる店員さんの配慮も素敵です。ファミリーからの強い支持があるのも頷けます。
さて腹ペコな私たち、さっそく食事に取りかかります。てんこ盛りにして持ってきたお肉をジュージュー。久しぶりのこの香り…たまりません…
無類の納豆好きの娘にはお寿司コーナーから納豆巻きを。他にもたまごや筑前煮など娘が食べられそうなものをいくつかピックアップ。
そしてお待ちかねのお食事タイム!
いや〜美味しい!美味しい。うん…美味しいは美味しいんだけど、ん〜、何だろうこのモヤモヤは…?
娘も最初こそ不思議そうな顔をしたものの、初めの納豆巻きをモグモグと食べています。たまごのお寿司も気に入ったようです。
店内は想像以上に清潔に保たれていて、トングの汚れや台に飛びはねた汁などは店員さんがこまめにチェックをして拭き取っているので嫌な気持ちは一切しません。
店内も明るく広々としており、ランチのピークを過ぎた時間でも新しく料理が運ばれてくるので、残り物のようなみすぼらしい印象も全くありません。
そしてこのコストパフォーマンス。文句ないです。せっかく来たからにはお腹いっぱいにしようと、何度もおかわりをして時間ギリギリまで食べました。
しかしやっぱり心に何かが突っかかる…
久しぶりの家族3人での外食。もっと楽しくて心が満たされる時間だと思っていました。
このモヤモヤは何なのか。帰り道、納得いくまで私なりに考えてみました。
自分の心に嘘をついていました
プロフィールにも書いています通り、私は健康オタクです。普段の食生活にはものすごく気を使っていますし、勉強するのも好きです。
そうすると、食品の産地の問題、加工の問題、添加物の問題など、食に関する様々など問題を目にします。「安価な食品にはウラがある」ということももちろん理解しています。
ですから、普段口にするものは値段よりも内容に気を使っていますし、我が家の冷蔵庫には本当に安心できるものしか入れていません。
しかし、この添加物大国で生きて行く上で、完全に100%自分が理想とする食事をするなんてハッキリ言って無理です。コスト面もそうですが、人とのお付き合いもあります。人間的に生きるために何を重要視するべきかなんて明らかです。
だから私は「食は楽しむべき」ということを一番に考えています。
身体にとってなるべく害のないものを食べたいけど、そのために家計を切りつめてオンボロの家に住んで新しい服も買えないなんて嫌だし、食生活を優先するあまり友だちとの食事を断るなんてこともしません。
なによりも「心が喜ぶ食事」こそが身体にとって一番の栄養になると考えているからです。
今日、心は喜んでいたか
今日の自分を振り返ってみます。
入店するやいなや、デザートコーナーに集まって楽しそうにしている子どもたちを見て「あんなにたくさん甘いものをとって大丈夫だろうか」とお節介なことを考えていました。
焼肉コーナーを見ては「千円ちょっとで食べ放題の肉なんて、きっと質が悪くて安価に仕入れられるんだろう」と思い、寿司コーナーを見ては「食べ放題のナマモノなんて、お腹を壊さないだろうか」と思い、モグモグ食べる娘の姿を見て「こんな小さな子どもにも食べさせていいのかな」と、頭の中ではマイナスな考えがずーっと巡っていました。
こんな環境で食べる食事、美味しいわけがありません。
お腹はパンパンに膨れても、心が全く喜んでいない。心には何の栄養も与えられていませんでした。
すべての原因は、私の気持ちの切り替えができていなかったところにあります。
せっかくの休日、食事の支度も後片づけもしなくていい外食、好きなものを好きなだけ食べられる幸せ、これらを台無しにしてしまうなんて本当にもったいないことです。
外食だー!楽できる!やったー!
好きなもの好きなだけ食べちゃおー!
肉食べてデザート食べてまた肉食べちゃおー!
と、このくらい気持ちを切り替えて思いっきり目の前の食事を楽しまないと、一緒に食事をとる家族にも、作って提供してくださった店員さんにも、食材を育てた農家さんにも失礼ですよね。
私のような健康オタクで「食事にはこだわってます!」と自負している方には、心が喜んでいるかというものさしを、絶対に忘れないで頂きたいと思います。
普段から身体を整えて自信をつけておけば、たまにする不摂生なんてへっちゃらです。
飽食の時代、自分で食べるものを選択できるからこそ、家族や友人でで食卓を囲み「ありがたいね。美味しいね。」と言える幸せを忘れたくないと改めて感じた出来事でした。